- 初めて期間工になるけど、自分は期間工に向いているのか?
- 期間工には適性ってあるの?
今回は期間工に向いている人、向いていない人について解説していこうかなと思います。
僕も長く期間工をやってきていくつも工程を担当しましたし、色んな人を見てきました。
この人は期間工に向いているなぁという人の特徴をまとめていきたいと思います。
この記事を最後まで読んで頂ければ、自分は期間工に向いているのかどうかある程度イメージ出来ると思います。
これから期間工やろうかなと思っている方はぜひ参考にして頂ければと思います。
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期間工に向いている人の特徴【体力は必要?】
- 単純作業が苦ではない人
- 体力があり体を動かすのが好き・苦ではない人(ハズレ工程)
- 金銭的に必要に迫られている人
- 人と話さなくても苦ではない人
- 正社員職にこだわりがない人
単純作業が苦ではない人
期間工の仕事は同じ作業を1日中繰り返します。
仕事を覚えて慣れてしまえば後は同じことを繰り返すだけなんですが、単純作業をやり続けることが出来る人ばかりではありません。
毎日ボルト3,000本、クリップ3,000個はめ続ける単純作業を毎日繰り返します。
RPGのゲームでいったら不毛なレベル上げをずっとやり続けれるような人ですね。
朝から晩までレベル上げを続けれる人は期間工の仕事が向いていると言えるでしょう。
もちろん誰しも同じ作業をずっとやっていれば飽きますし、苦痛に感じることもあります。
「20分ぐらい経ったかなと思ったら5分しか経っていなかった」
こういうのは期間工では良くある話です。
それでも毎日同じ作業をやり続けれる人は期間工向きですね。
体力があり体を動かすのが好き・苦ではない人(ハズレ工程)
期間工の仕事は肉体労働です。
どれぐらいの負荷が掛かるかは工程によって違うので一概には言えませんが、体や手を一日中動かしたり歩き回る工程が多いのが期間工の仕事です。
イメージしやすい例としては、中学や高校の運動部でのきつい練習を耐えれた人なら大丈夫かなと思います。
運動神経は悪くても問題ありません。
教わった手順通りやればいいだけです。
体を動かすのが好きだったり、そこまで苦に感じない人は期間工に向いていると言えるでしょう。
期間工の仕事は、標準作業書(作業手順書という会社も)の通り作業をすれば、基本的に誰でもこなせるような作業内容になっています。
もちろん得意不得意もありますし仕事を覚えるのに時間がかかる人もいますが、作業が1人でこなせるまではしっかりと教育者がついてくれます。
初めてライン作業をする方でも安心ですね。
金銭的に必要に迫られている人
これは僕が該当します笑
僕はソシャゲや怠惰な生活が原因で借金300万を作りました。
雪だるま式に増えていくリボ払いをなんとかするために期間工になりました。
期間工1年半やった頃には借金を完済。
ペース的には半年で100万ずつ返済した形になります。
これは僕の借金返済の体験談になるんですが、お金が必要で切羽詰まっている方には期間工という働き方が合っているのではないかなと思います。
期間工は給料が良い上に入社祝い金や手当、満了金がもらえます。
未経験でも年収400~450万ぐらい稼げてしまうんですよね。
そして何と言っても寮費光熱費が無料なのが期間工の良いところ。
家賃5万光熱費1万で計算すると、実に年間72万円も節約出来ます。
期間工の年収が450万だったとしても、実質520万円ぐらいの年収と同じぐらいになるんですよね。
人と話さなくても苦ではない人
期間工の仕事は黙々と作業することが求められます。
というのも、ラインの速度が速すぎて話している余裕なんてないですね。
特に独り立ちした直後なんかは尚更です。
1日働いて挨拶ぐらいしか人と話さなかった(むしろ挨拶すらしない人が多いのも実情)なんてこともあります。
実際に僕も全然話さずに1日が終わった日は何日もありました。
これだけ人とのコミュニケーションが無くても成立する仕事はなかなかないのかなと思います。
人と話さなくても平気だったり、むしろ話さない方がストレスが少なくて働きやすいと感じる方にとっては期間工は天職でしょう。
正社員職にこだわりがない人
期間工は非正規雇用の契約社員です。
どれだけ長く働いていても、どれだけ仕事が出来ても期間工という名前の通り、期間が定められた雇用形態です。
社会的には、非正規雇用<正規雇用と見られることが多いですね。
期間工になりたくても親に反対される人もいるでしょう。
また、正社員の友人にマウント取られてしまうこともあるかもしれません。
ですが、「自分は非正規だろうがなんだろうが期間工で働いてお金を稼ぐんだ」という意志が固い人には期間工はおすすめ出来ます。
反対に世間体が気になる方にはおすすめ出来ませんね。
地方都市だと正社員職でも年収200万円台の仕事はザラにあります。
それだけ年収が低いにも関わらず、サービス残業があったり、ボーナスが貰えない企業も多いです。
さらにパワハラまがいな上司がいて精神を病んでしまうこともあるかもしれません。
いくら正社員とはいえそういう劣悪な環境で働いているなら、非正規でも年収400万以上稼げる期間工の方が断然良いです。
サービス残業はまずないですし、満了金という名のボーナスももらえます。
パワハラまがいなことをしてくる人も中にはいますが、社内の相談窓口はどこのメーカーにもあるので、職場の上司に言って改善しないケースはどんどん相談すれば良いです。
「相談窓口に言ったら問題の社員がすぐに別部署に飛ばされた」
こういうことも聞くので、何かあった時でも期間工に寄り添って親身になってくれる窓口があるのは安心ですよね。
正社員や正規雇用という肩書きにこだわりがない人にとっては、期間工は稼ぎやすくお金が貯めやすい仕事と言えます。
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期間工に向いていない人の特徴
- 飽きっぽい人
- 体力がなさすぎる人
- 人との関わりが少ないことにストレスを感じる人
- とても意識が高い人・やりがいを求めている人
期間工に向いていない人はこれまで紹介した内容の反対の人のことを指します。
こちらも解説していきます。
飽きっぽい人
すぐに飽きて手につかなくなる人は期間工に向かないです。
仕事を覚えて慣れるまでは良いかもしれませんが、慣れてからも永遠と同じ作業を繰り返すことになります。
飽きるとやる気がなくなってしまう人は期間工に向いていないかもしれません。
僕の職場にも仕事が単調で飽きたと言って辞めていった人を何人か見ました。
なんとなくですが、要領が良くて覚えるのが早い人の中に、飽きっぽい人が多くいるような気がします。
仕事覚えるのが早くて一見優秀なんだけど、すぐに飽きて辞めてしまう。
僕が見た範囲なので統計を取った訳ではないですが、こういう人を何人か見てきましたね。
体力がなさすぎる人
期間工は肉体労働です。
先ほどもお伝えしましたが、基本的には期間工の仕事は誰でもこなせるように割り振りがされています。
仕事はきついのですが、慣れてしまえばこなせる作業ばかりです。
とはいえ、体力がなさすぎるのと続けるのが難しくなります。
工場内をちょっと歩いただけで「足が痛い、疲れた」と言って翌日から来なくなる人がいました。
これは体力が無さすぎるかなと思います。
もちろん入社したばかりの時は仕事に不慣れですし、体力がない人もいます。
ただ、毎日きつい仕事をなんとかこなすことで自然と体力がついていきます。
最初はみんな大変ですので、そこはなんとか乗り切りたいところですね。
人との関わりが少ないことにストレスを感じる人
人と関わりが薄くても働けるのが期間工の良さですが、人との関わりが少ないとストレスを感じる人がいるのも事実です。
人肌恋しいタイプは該当しますね。
人と関わる仕事がしたいと思っている方は期間工以外の仕事をした方が良いかと思います。
とても意識が高い人・やりがいを求めている人
期間工の仕事は単純な肉体労働です。
やりがいや仕事での経験は他で役に立つことは少ないです。
せいぜい、他でも期間工をやる際には経験者ということで面接に臨めるぐらいでしょうか。
世の中にたくさんある仕事の中では経歴や職歴になりにくい仕事なので、期間工は割り切って働くことが求められます。
仕事にやりがいを求める方は、正社員を目指す方以外は他の仕事をした方が良いでしょう。
稀にですが、自動車工場で働くことで高い技術を学べると勘違いする人がいます。
もちろん現場でやるのは単純作業。
こういう人は「思っていたのと違う」と言い残して辞める人が多いですね。
期間工に向いていないと感じた人はすぐに辞めるのもあり?
期間工に向いている人・向いていない人についてまとめてきましたが、実際のところは働いてみないと分からないと思います。
短期間でも良いから現場で働いてみて自分でどう感じるかが大事です。
自分に出来るだろうかと思いながらも働いてみたら、なんとかやっていける人もいるでしょう。
反対に「楽勝だろ?」と思いながら働いたらきつくてしんどいと感じる人もいます。
期間工という仕事は自分に合わないなと感じたらどうするべきか?なんですが、初回の満了で辞めて他の仕事に就けばいいと思います。
実際に働いてみたけど合わなかったということは立派な経験なので、次は期間工以外の仕事をすれば良いです。
間違っても「期間工は合わない」と言いながらまた違うメーカーの期間工に応募しないようにしましょう。
数週間後にまた同じことを感じて辞める羽目になります。
ちなみに満了まで待てないという方は早期退職しても良いかなと思います。
- どうしてもきつくて続けられない
- 工場の環境が耐えられない
早期退職すると職歴に傷が付いたり、満了金が貰えない等のデメリットがあります。
僕は基本的には辞めるのは満了のタイミングを推していますが、デメリットを理解した上でどうしても耐えられないという方は早期退職しても良いかと思います。
入社時の期間工の体力テストは手を抜くべき?
面接時、または入社時には体力テストや握力測定があります。
何をやるのかはメーカーによりますし、体力テストがないメーカーもあります。
握力測定はどのメーカーでもやりますね。
これらは不合格にならない程度に手を抜くことをおすすめします。
例えば握力が強い人=重労働の工程でも耐えられるという判断をされる可能性があるからです。
可能性と言ったのはあくまでそういう場合もあるという話で、実際は全く関係なしに配属先が決まるケースが多いです。
とはいえ、ちょっと手を抜くだけで楽な工程を引き当てられる確率が上がるならやるべきかなと思います。
体力に自信がない人におすすめの期間工
どうしても体力に自信がない方には車体メーカーではなく、部品メーカーをおすすめしたいですね。
メーカー名を挙げるなら、デンソー、アイシン、ジヤトコといったメーカーです。
一般的にですが、車体メーカーよりも部品メーカーの方が肉体への負担は少なめな傾向があります(もちろんきつい工程もあります)
体力に自信がない方は部品メーカーにチャレンジしてみるのもありです。
ただ、部品メーカーもきついところはたくさんありますね。
- 覚えることが多い
- 人間関係が厄介
- 細かい作業が多い
部品メーカーならではの大変なところも沢山あるので、一概に楽とは言えないですね。
車体メーカー、部品メーカー両方で働いたけど、自分は車体メーカーの方が楽に感じるという方もいます。
期間工に向いているかどうかは実際に働いてみて判断するのがおすすめ
期間工に向いている人・向いていない人についてまとめてきたわけなんですが、どれだけ考えてもまずは1回働いてみないと分からないと思います。
意外と出来ると感じる方もいると思いますし、楽勝だと思ったら全然無理だったという方もいるでしょう。
一度働いてみて合わないなと感じたら初回満了で辞めるなり、早期退職してしまうのも手です。
それは立派な経験な訳なので、合わないと感じた方は違う仕事をするのが良いでしょう。
反対にやっていけそうだなと感じる方は、目的を持って働けばまとまったお金を作ることができます。
必要なお金は人によって違うと思いますが、期間工はお金を作りやすい仕事であることは間違いないので、割り切ってお金の為に働くという選択肢は悪くないと思います。
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初めての方でも合格に必要なサポートをしてくれるので安心ですね。
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