- デンソーでは期間工から正社員登用を目指せるのか?
- 正社員にはなりやすい?
デンソーの正社員登用試験の実態を現役デンソー期間工に質問してみました。

正社員登用について色々教えて下さい!よろしくお願いします。



よろしくです。
- デンソー現役期間工
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- 30代男性期間工
>>デンソー期間工はきついのか?現役期間工に評判を聞いてみた
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デンソーで正社員登用試験を受けれる条件


- 入社から半年以降(要契約更新)
- 登用日時点で在籍している事
- 在籍期間中、最条件大4回まで受験可能
デンソーで期間工から正社員を目指す場合は入社すぐには受けれません。
早くとも入社から半年以上経過してからになります。



簡単に言うと、最初の契約更新した人は受けることが出来ます。
デンソーの正社員登用試験や面接の内容
まず、試験は年に2回です。
先程も書きましたが、一度は契約更新をしないと受けれません。
おおまかな試験内容は以下の通り。
- 一時選考 学科試験(SPI)
- 二次選考 面接(他の課の課長)
- 最終選考 本社面接
一次選考 学科試験
一次選考は学科試験です。
俗に言う、SPIですね。
一次選考の学科試験の場所はいくつかあり、受験日、会場、時間帯を自分で選ぶことが出来ます。
自分の休みを利用して各自で学科試験を受けに行く流れです。
SPIは数学や国語の基礎問題となります。
参考書は本屋に売っていますね。
内容は基本的なものが多いですが、しっかりと勉強した方がいいですね。
大半の方がしばらく勉学から離れている人も多いと思いますので。



実際に受験した人はみんな難しかったと言っていました。
でも、合格点ラインが低いのか、6割ぐらいの人は通過出来ます。
もちろん落ちる人もいますが、SPIはしっかりと勉強すれば対策できるものです。
本気で正社員を目指すなら勉強さえすれば突破しやすくなります。
で、本番はここから。
最大の関門は二次選考の面接です。
二次選考 面接(他の課の課長)
二次選考は面接です。
面接するのは自分が所属していない他の課の課長。
公平性を保つ為に他の部署の課長が判断しています。
ちなみにこの二次選考が正社員登用試験の最大の難関となります。



多くの方はここで落とされるようです。
社員は長く働いて会社に沢山貢献するはずの人。
期間工の面接と比較すると、簡単に採用してくれません。



この二次試験で落ちる人の方が本当に多いです。
肝心の面接内容については以下の通り。
- 正社員になりたい理由や志望動機
- あなたの強みは何?
- これまでの職歴の仕事内容や退職理由について
- 稼働率を上げるために日々取り組んでいる事
- 改善提案書はどれぐらい書いてますか?
- デンソーの社訓の中で好きなのはどれ?



この中でも志望動機と日々の取り組みについては絶対に聞かれます。
なぜ正社員を目指すのか
会社を良くする為に
普段取り組んでいることは何か
この2つについてはかなり踏み込んだ質問をされやすいです。
単純に考えてこれから正社員になる予定の人には絶対に聞きたくなる質問ですね。



仮に自分が面接官だったら確実に聞くだろうな。
ちなみに課長面接の練習の為に、自分の課の職制が面接の練習をしてくれたりします。
うちの部署から責任持って送り出すみたいな意図があるのかも。
面接の練習の時間をしっかりと設けてくれますし、給料や残業代も発生します。



これは素直にいい仕組みだなと思いますね。
最終選考 本社面接
最終選考→刈谷市の本社でします。
最終選考と言うと一番難しく感じますが、最後の確認みたいな感じです。
ですので最終選考で落とされるって事はよっぽど無いです。
逆に言えば二次選考がすべてとなります。
ここがなかなか受からない。



知り合いの30歳ぐらいのデンソー歴5年(出戻り)の女性の方が落ちていました。
“この人は受かるだろう”と思ってる人でも落ちたりしてます…。
なかなか難しいですね、正社員登用。
3回の選考を経てすべて合格すれば晴れて正社員です。
決して楽な道ではないですが、合格してしまえば一流企業の正社員です。
毎年の昇給や多額のボーナス、社会的な信用や安定した雇用を手に出来ますね。


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デンソーでの期間工からの正社員登用試験の合格率は10%以下



僕が知っている合格率だと『前期5人 後期6人 年間11人』の内、合格者は2人でした。
ざっくりと10%以下といった感じでしょうか。
5,6人いたら、1人受かるかどうか…。
募集人数が少ない年だと、誰も受からない時もあるぐらいです。
とはいえ、自分の周りにいる他部署の人でも受かってる人いたので、全く受からないってわけじゃないです。
基本的には何回か受けてようやく合格するという流れが多いですが、中には一発で受かる人もいます。
ただ… やっぱり狭き門かなとは思います。
そして今はコロナの影響もあってさらに狭き門になってるみたいです…。
まあ、世の中の情勢には逆らえないですからね。
これはしょうがないかなと。
常に、「生産状況」に合わせて合格率や募集人数は変化します。


デンソーでの期間工から正社員登用を目指す際の年齢制限



年齢制限はありません。何歳でも応募可能です。
特に年齢制限は設けられていないので、チャレンジしたい方はどんどんチャレンジするべきですね。
ただ、年齢制限は無いと言いながらもあくまでそれは表向きの話で。
実際は年齢が上がるにつれて受かりにくくなります。
まぁ当然と言えば当然で。
実際に受けた方の年齢をお伺いしていきましょう。



知っている方で40歳くらいで受けた人もいます。
残念ながら落ちてしまったようで…。
やはり40歳を超えるとかなり厳しいんでしょうか。



他にも30代後半で受けた人もいました。
この人は受かりました。



30代後半でも受かるんですね?



実際に受かっていましたね。ただこの方は5回目でようやく受かった感じです。
1回ではなかなか受からずに何度もチャレンジする中でようやく合格に手が届く。
正社員登用は人によっては一生モノになるので、1度や2度落とされるぐらいでは折れない強い気持ちが必要です。



その方も今は立派な社員さんです。バリバリ働いていますね。
デンソーで期間工から正社員を目指した方の実際の話



ホントに見込みのない人には面接でボロクソに言われるらしいです。
そんなんでよく正社員目指したね?
よく試験受けようとしたね?
こんな感じで言われる事もあるそうです。



その人はめちゃくちゃ落ち込んでましたね(笑)
深くは聞かなかったそうですが、「とにかく、ボロクソに言われた(笑)」 との事で。
人によっては圧迫面接に感じる方もいそうです…。
デンソーの正社員登用試験に関するあれこれ



まだ受かってはないですが、この人はほぼ確実に受かるだろうなという人がいます。



なんで分かるんですか?



その人の父親がデンソー関係のお偉いさんらしいんです。
俗に言うコネですね。
コネでの正社員登用はたまに聞きますね。
自分の親族にデンソー関係者がいるという状況は後から作るのは難しいです。
親族にデンソーのお偉いさんがいるというのは、その人は恵まれた環境だったという事でしょう。
こればっかりはその人の環境を羨む限りです。



ちなみにコネ入社は豊田自動織機の時も聞いた事あります。
なかなか受からないはずの正社員登用試験に一発で受かった。
よくよく話を聞いたら父親がどこかの組の組長だった。
こんな話を聞いたことありましたね。
デンソーの正社員登用に受かりやすい人の特徴



受かりやすい人の特徴はズバリ「言うことを聞いてくれる人」です。
”仕事がバリバリ出来る人”よりも”犠牲心があって、会社のために尽くしてくれる人”が受かりやすい。



これは係長が言ってた事なので間違いないと思います。
近年、受かった人達を見てみるとやっぱそうなんですよね。
いかにも、「言うことをちゃんと、聞いてくれそうな人達」
オラオラ系よりもペコペコ系と言ったら良いでしょうか。
仕事が出来ても、歯向かう奴は嫌われますからね。
従順な人の方が正社員になりやすい傾向があります。
デンソー期間工の正社員登用試験まとめ
- 二次選考の面接が最大の難関
- 30代後半でも合格した人はいる
- 従順な人が受かりやすい
デンソー期間工の正社員登用試験についてのお話をお伺いさせてもらいました。
上記の3つがデンソーの正社員登用の特徴かなと感じます。
二次選考の面接でも聞かれますが、日々の取り組みはかなり重要ですね。
ボーッと目の前の作業をしているだけでは合格は難しいかも。
少しでも会社を良くする為の意識を持って仕事に取り組んでいきたいところです。
という訳で今回はデンソーの正社員登用試験の実態について現役期間工にインタビューさせて頂きました。



どうもありがとうございました。



いえいえ。
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