期間工になると寮に入る方も多いと思います。

実際に僕も寮に入っています。
期間工の寮は完全無料のところが多いです。
有料の寮もありますが、高くても月々1万円程。
おまけに光熱費まで無料です。
一般のアパートを借りることを考えるとめちゃ安いです。



貯金しやすい環境ですね。
寮に入るとなると引っ越しをする訳ですが、その際に
「住民票を移すべきかどうか」
で悩む方もいると思います。



僕も実際に悩みました。
今回は期間工として入寮する際に住民票を移すべきかどうかについてまとめていきます。
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期間工で引っ越しをしたなら本来なら住民票を移すべき
住所が変わった場合は、原則として14日以内に速やかに住民票を移すよう法律で決められています。
基本的に住民票は自分の生活の拠点に置くのが原則です。
ただこの「自分の生活の拠点」は判断が難しい所もあります。
- 頻繁に実家に帰る
- 荷物の大半が実家にある
- 短期間で満了したら実家に戻る予定
このような状況だと実家が自分の生活の拠点と判断出来る場合もあります。



こういう場合は住民票を移した方が良いのだろうか?
期間工短期(1年未満)なら住民票を移さないのも手
正直に言うとタケは住民票を移していません。



実家のままです。
というのも先ほど挙げた要素が多く含まれているからです。
- 時々実家に帰っている
- 寮の荷物は最低限
- 短期満了で実家に戻る予定



期間工で働く期間は一応半年予定。長くても1年で考えています。
短期だと住民票を移してちょっと働いた後に、また住民票を移す必要があります。
判断が微妙な所もあるけど、正直めんどくさいのが本音。
期間工で住民票を移さないデメリット
- 免許証の更新案内が届かない
- 自動車・バイク購入時に困る
- 住民税の納付書が届かない
①免許証の更新案内が届かない
自動車免許の更新の案内は免許証の住所地に送付されます。
免許証の住所=住民票の住所
の方も多いはずです。
そうなると免許の更新の案内を受け取れないことになります。
自動車免許の更新案内は、更新の年の誕生日の31日〜40日前頃に届きます。
住民票の住所地が実家で、
- 頻繁に実家に帰る
- 親から案内が来た旨を教えてくれる
というのであれば良いのですが、そうでなければ免許を失効してしまう可能性があります。
住民票が実家のままの方の対処法
免許証の住所を寮の住所にすることで更新のはがきが届かなくなるデメリットを防げます。
免許センターに免許証と新しい住所地が確認できるもの(期間工の健康保険証でOK)を持っていけば住所変更出来ます。



健康保険証の裏側に住所を手書きで書き込めます。
これなら住民票を移さずとも免許の更新の案内を受け取れます。
②自動車・バイク購入時に困る
期間工になってから自動車やバイクを購入する方もいると思います。
自動車のナンバー登録には住民票・車庫証明が必要です。
車庫証明は使用の本拠の位置(住民票の住所地)から2km以内の場所に設置する必要があります。
実家に住民票がある場合は間違いなく2km以上離れているので車庫証明取得時に困ります。
また、バイク購入の場合でも住民票が必要になります。
住民票が実家のままでもナンバー登録は可能です。
ただ、住民票の住所地でのナンバー登録となるので時間が掛かりやすいです。
自動車・バイク購入時の対処法
自動車を購入する際は車庫証明が必要になります。
住民票の住所地が異なる場合はナンバー登録自体が出来なくなるので住民票を移してしまった方が無難です。
バイク購入の場合は時間は掛かりますが、他県ナンバーでも登録出来る店が多い為、住民票を移さなくてもなんとかなります。
③住民税の納付書が届かない
期間工の給料では社会保険類(年金や所得税、健康保険料)等は天引きされますが、住民税は天引きされません。
つまり、自分で納める必要があります。
住民税の納付書は住民票の住所地に届きます。
となると定期的に届く住民税の納付書が届かなくなります。
住民税の納付書が届かない場合の対処法
口座振替にする事で未納を防ぐことが出来ます。
口座振替だと気づいた時には引かれていることになりますが、そもそも住民税は払わないといけないお金です。
期間工でしっかり貯金出来ていれば引き落としされても問題ないはず。
と言いつつも、僕も未納期間の住民税を抱えていました。
期間工になった際の住民票の移し方
- 元々の住所地の役所で転出証明書を入手
- 新しい住所地の役所で転入届を提出
この2点が必要です。手続自体は難しくはありませんがちょっとだけ面倒かも。
①元々の住所地の役所で転出証明書を入手
元々の住所地の役所で転出証明書を入手します。
手続自体は難しくなく、身分証明書があればすぐに出来ます。
転出届を提出して、問題なく受理されれば転出証明書が手に入ります。
既に引っ越した場合は郵送でも可能です。ただ必要な物や注意点があるのでまとめていきます。
転出届を郵送で提出する場合に必要な物
- 転出届(郵送用)
- 本人確認書類のコピー(運転免許証でOK)
- 返信用封筒
- 返信料金分の切手
このうち、転出届の申請書は各役所のホームページからダウンロードする形になります。
転出届を郵送で提出する場合の注意点
こちらから転出届を送って、役所で手続きして書類が送られてくることを考えると、どうしても時間が掛かります。



土日を挟むと尚更。
ですのですぐに新しい住所での住民票を使いたい場合は早めに手続きをしておくことをオススメします。
②新しい住所地の役所で転入届を提出
元々の役所で手に入れた転出届を持って新しい役所に行けば、住民票を移せます。
転入届提出の際に必要なもの
- 転入届(役所で記入)
- 転出証明書(転出届)
- 本人確認書類(運転免許証でOK)
- マイナンバー通知カードorマイナンバーカード
- 印鑑
転入届提出の際の注意点
転入届は速やか(2週間以内)に提出する必要があります。
基本的に、引越しした日から2週間以内に転入届を提出しなければなりません。
転入届の提出が遅れると、「住民基本台帳法」という法律で、1,000円~程度の課金が課せられることもあるようです。
引用;https://bit.ly/2ksWQsS
転入届の提出が遅れると過料を科せられる場合もあるので注意が必要です。
また、転出届は郵送でやり取り出来ますが、転入届は役所まで出向く必要があります。
【楽ちん】マイナンバーカードがある場合は転出届が不要
マイナンバーカードを所有している方は、転入届の特例で転出証明書を入手する事なく、転入届のみで住民票を移せます。



超楽ちん。
マイナンバーカードは写真入りの硬いカードです。写真無しのグレーのペラペラの紙は「マイナンバー通知カード」なので注意が必要です。
【結論】生活の拠点が期間工の寮になる場合は、原則住所変更して住民票を移すべし
今回は期間工の寮に住んだら住民票を移すべきかどうかについてまとめました。
生活の拠点が実家なのか寮なのかで対応が異なってきます。
- 頻繁に実家に帰る
- 荷物の大半が実家にある
- 短期間で満了したら実家に戻る予定
これらに該当しない方は住民票を移すべきでしょう。
判断に迷う方は住民票を移しておいた方が無難ではあります。



短期満了のはずが、思ったより長く働くことになる場合もありますからね。
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